
というわけで、頸城鉄道の保存車公開@百間町に行ってきました。
都内から友人某の操る静粛で快適で冷房もヨク効く4年オチのバイエルン製小型4扉車(最初自分のクルマで行くつもりでいたら“非冷房車はヤダ!”と苦情が出た結果)に揺られること約4時間。イザ現地に着いてみると、会場は鉄ちゃん(知り合いも多数…^^;)と家族連れで大賑わいでした。たまたま話をした地元の方も「鉄道のファンのみなさんは、ホントに遠くからよくいらっしゃいますね~!」と驚きを隠せない様子で…
イベント内容をかいつまみますと、車輛関係はコッペル2号機、ホジ3、DC92がクラの外に延ばしたレール上にて屋外展示、クラの中にハ6、ワ14、ワ7(ニセスチール)、トの下回り+ニフ1の屋根、新黒井のターンテーブル、あと会場の外れにニフ1ともう1台のトの台枠と神戸帰りのターンテーブル(もと百間町のか?)が放置。
他には、ライブスティームの運転、クラの内壁に現役当時の写真などを展示、テントの出店で社史や記念キップ等グッズ・地元特産品・飲食物を販売、受付テントでは保存活動の母体である『
くびきのお宝のこす会』の賛助会員募集も…といった按配でした。
私たちが現地に着いたのは10時過ぎでしたが、9時の公開スタート時から居た仲間によれば、開会セレモニーの際には、その場にいた関係者・来場者総出で朝顔に括りつけたロープを牽いてクラから車輛を引っ張り出したそうです。粋な計らいですね(^^)。

直江津の頸城本社展示時代を実見しているコッペルの2号機はさておき、他は例の六甲山中帰りのメンツですからいずれも個人的には初対面。しかも、まだ持って帰ってきただけの状態で、廃止当時いらい30余年の封印が解かれたばかりの姿である…という辺りがやはり今回の千両です。しばしの間、写真を撮りつつ、直に触れたり車内に上がりこんだりして、往時の余韻を心ゆくまで楽しみました。とくにホジ3は車体の塗装の劣化がもっとも少なく、見る角度によっては現役時代だと偽ってもいいくらいで(
母屋の表紙をご覧あれ^^)、本当に涙モノでした。
この車輛たち、今後は徐々にレストアも始められることでしょうし、勿論それには惜しみない声援を送りたいところです。
もう少し詳しいレポートはそのうち母屋の方で、と考えておりますのでご期待を…
じつは百間町を辞したあと、旧浦川原駅をひやかしたのち、さらに寄り道して帰路についたのですが、その寄り道先でも私はホジ3に続いて涙ちょちょ切れ状態に陥ったのでした。それが何なのかはまた追って…(^^)
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COMMENT:
AUTHOR: U太
DATE: 06/21/2005 13:23:32
しっかりとした現役時代の車庫で全車屋内保管!
雨風のみならず紫外線や盗難に対しても備え十分な
最高の保存条件です!!
ここまで来れば、後は1台ずつじっくりレストアして行けば良く
ゆくゆくは腐食激しく解体されてしまったニフも作り直せるでしょう。
いやー良かった良かった。久し振りのグッドニュースでした!!
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COMMENT:
AUTHOR: cjm
DATE: 06/24/2005 03:46:22
車輛の布陣もさることながら、クラもオリジナルかつ密閉式というのは本当に素晴らしい環境だと思います。
しかしニフが台枠まで木製だったというのは恥ずかしながら今回現物見て初めて知りました(^^;)
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COMMENT:
AUTHOR: シバッチ
EMAIL: shibata@r01.itscom.net
DATE: 07/12/2005 22:07:26
本日、ロケで北越急行に乗って犀潟まで行って先ほど帰京しました。途中「くびき」駅を
通りましたが、この「百間町」にほど近いのでしょうか?
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COMMENT:
AUTHOR: cjm
URL: http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=MapionBB&nl=37/10/53.937&el=138/19/56.650&scl=70000&size=1082,864
DATE: 07/16/2005 13:45:49
リンク貼った地図の中心辺りが現地です。
犀潟からもくびきからもあまり変わんない感じですね。まあ、ほど近いといえども歩くには遠し…という距離です(^^;)
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- 2005/06/21(火) 03:55:04|
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