実車の保存ネタでは、
ハチ公前のアレに続き、なんかもう物凄くorzな話。
いきなり
DD901解体って……
個人的には、ヘタすりゃ
鉾田線の廃止そのものよりショックなくらいです。
このカマについては、廃車後も保存名目で18年余にもわたり姿を留めてきたことに安心しきっていたファンが(私含め)ほとんどだったのではないでしょうか。でも、この一件で、鉾田線の廃止はやはり矢折れ刀尽きたうえでのことなのだ…という現実をまざまざと見せつけられた気がします。

現役の姿は、20年前に一度見たきり。鉛色の霞ヶ浦を背に、カウンターウェイトをガランゴロンと回しながら去ってゆく単機回送の姿は、今でも鮮明に脳裏に焼きついています。
ただ、そのときはフィルム装填を失敗して写真を手許に残せなかった…という悔しい思い出もあるだけに、その後折りに触れて鉾田線を訪れたときは、もの言わぬ彼との対話にはことさら時間をかけたものでした。

しかし、それも今後は叶わぬ望みとなってしまいました…
先月の訪問が、よもや最後となろうとは。
何はともあれ、合掌。

【写真:鹿島鉄道 DD901/上:常陸小川 2007.2.4 F-1N 85mm PKR ・ 中:石岡 1991.6.16 R35S PKR/下:石岡 1990.5.3 F-1N 50mm PKR 】
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- 2007/03/04(日) 02:35:56|
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