去る2/4・5、
KMCの合宿(…実態は新年会兼慰安旅行^^;)で寸又峡温泉に行ってきました。ということは、現地へのアシは当然、個人的に“鉄の娯楽の殿堂”と呼んでいる大井川鐵道(^^)。
じつは約4年ぶりの訪問だったので、車輛などの状況には相応の変化もありましたが、見どころ満載なことには変わりなく、さらに今まで未見だった寸又峡の林鉄の保存車をじっくり見ることもできまして、すっかり満腹の2日間でした。

4日はまず新金谷駅に集合し、蒸機列車に乗って千頭を目指します。
上左:2本残るツリカケ車、元養老線421Fと元西武351の313Fは残念ながら側線でお休み…
上右:SL出発前でごったがえす新金谷駅前プラザロコには、コッペルx2輛&スロフ1x2輛が静態保存。
下左:我々の乗る列車の牽引機・C11312がクラから出撃。左は2連3本が在籍しひそかに?大井川の電車の主力になってしまった元吉野特急16000系。
下右:当たった客車はラッキーにも室内ニス塗りのオハ35 857でした(^^)

千頭からオフシーズンゆえDD201+スロフ2輛の井川線に乗換え、一駅目の川根両国で下車し、機関区の見学をさせていただきました。
上左:いつ乗っても狭い(w)スロフの車内。カマ寄りの1輛はKMC貸切状態に…(^^;)
上右:構内では井川線のアイドル・加藤の8t(DB9)が砂干しのCトを従えて日向ぼっこ中。
下左:1984年に除籍後もずっとここに保管されてきたDD107。最近ファン有志の手によってリペイントが行われたそうで、美しい姿をみせてくれました。
下右:メンバー一同はクラの中も、モデラーの目で興味深々と観察…何しろ今では貴重な軽便クラスの内燃車輛の整備現場。こんな感じで2時間近くをすごし、陽が山陰に隠れるころ列車の時間となったので川根両国を辞しました。
その後一行は井川線・バス乗り継ぎで一路寸又峡へ、温泉街の一番奥にある『求夢荘』に投宿。宿では当然というか、湯けむりと酒と模型にまみれつつ夜は更けてゆきました…

一夜明けて5日。合宿自体は現地解散なので、チェックアウト後は何隊かに分かれて好き好きに散ってゆきましたが、私はまず何名かと温泉街の数キロほど先、尾崎坂展望台へ。そこには以前千頭駅裏手の土場(千頭貯木場)に保存されていた千頭森林鉄道の保存車(酒井5t・モノコック台車+ドンキー・MC)があるからです。一通り撮影ののち、さらに奥の廃線(大間川支線)跡へ向かう仲間と別れて、温泉街入口まで戻り別の保存車(協三5t・客車・モノコック台車)を観察。その後バスで千頭へ。
上左:泊まった『求夢荘』(白い建物)のすぐ脇には、林鉄(千頭森林鉄道)の橋脚が残っていました。
上右:温泉街から先数キロほどの遊歩道は林鉄跡。このトンネルも林鉄時代からのもの。
下左:尾崎坂展望台の保存車。左から酒井5tDB6・富士重工モノコック運材+集材機・富士重工R108形モーターカー。
下右:寸又峡温泉入口に保存の協三工業5tと岩崎レール製ボギー客車。あと画面左手にモノコック運材一組がある。
千頭からはどこかで適当に途中下車しつつ下って行こう…と漠然と考えつつ吉野特急の客となったのですが、青部駅でボルボ隊(もりこーさん&権兵衛さん)に遭遇。そのまま下車して合流し、青部から家山までの全駅をクルマでトレースするの各駅停車の旅に。途中、抜里では蒸機の走りも撮れました(^^)
家山でボルボ隊と別れ、電車に乗って尾崎坂まで一緒だった廃線跡アタック隊と再合流、新金谷駅の『
まるさん』の店で少し早い夕食をとり、帰路についたのでした。
上左:青部駅にて。赤いクルマはもりこーさんの愛車240GL。
上右:下泉駅の出札口。
下左:抜里駅の外れで捉えた上り蒸機。C11190の牽引でした。
下右:トラスト所有の客車たちが佇む家山駅構内。
最後に余談。じつは4日の朝、金谷駅に着いたとき、TVドラマのロケをやっているのに出くわしました。
しかもロケ隊は臨時スジで蒸機列車を仕立て、同日は我々もいた寸又峡の別のホテルに投宿、さらに5日は井川線で撮影をしていたそうで、そっちに行ったKMCの某メムバーが現場で某女優と握手するという暴挙(w)にも出たらしいです。
その場では何の番組かは特に確かめませんでしたが、帰ってきてから調べてみたらアッサリ答えは出ました…ヒマな人は“沢口靖子 地井武男”でググってみたらいい。
上:金谷駅にて。この中に吉本多香美と地井武男が!
下:新金谷に到着する、ロケ用に設えられたC11190牽引の臨1003レ。※画像はすべてクリックで拡大
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- 2006/02/09(木) 04:02:07|
- 外出(鉄)
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