猪苗代・緑の村 2011.11.3
久々の更新がこんなネタというのもアレなのだが。
ウチのポンコツこと、赤い'87年式
シトロエンBX19GTi(E-XBD6)がやむなく
引退の運びとなった。
もともとは自分で廃車の手続きをするつもりだったが、縁あって同じ車にお乗りの方から「部品取り用に譲って欲しい」とのお話をいただき、一週間ほど前に先方へ貰われていったのだった。
Going,going… 2012.6.23新車登録が1987年6月なので、車齢はちょうど四半世紀。自分の手許にやってきてからも丸15年という長い付き合いであった。
最終積算距離は約132,000km。ただし自分で乗ったのは54,000km弱なので年数の割に大したことはない。しかもここ5~6年は特定の場所へのモジュール輸送専用車と化していた感があるが、思い返してみればそれなりにあちこちへと行ったもんである。
尾小屋 1997.8
小網代 1998.7
木島 1999.2
小口川 2003.8
糸魚川 2003.8
車山高原 2003.10
伊勢崎 2006.8
横川 2006.8
比奈 2007.2
八木沢 2008.11
王滝(松原) 2010.10遠征だけでなく、模型屋などへのアシとしてもよく活躍してくれた。
練馬 2002.2
立川 2003.6
安曇野 2003.8まあ、時には立ち往生もしたもんだが…(^^;)

それでも長年乗ってこれたのは、練馬は氷川台の近くにあった『マリナーオートサービス』の荒井さんのおかげでもあった。
しかし、残念なことにそのマリナーが昨年暮れに廃業してしまう。
無事修理が終わり、マリナーのヤードに佇むの図。左におられるのがずっと主治医だった荒井さん。2009.8それが手放すきっかけの一つとなったのは確かだが、他に何事もなければ、おそらく別の主治医を探して乗り続けていたことだろう。
しかし、昨今の情勢の変化で、もはや自分のところではこういう“純粋な道楽グルマ”を維持できる状況ではなくなってしまった、というのが偽らざる実情である。
気分的には、戦時中の金属供出のようなもの…と言ったら大袈裟か。
'90年代においてはポピュラーな外国車のひとつであったシトロエンBXも、街中でその姿を見ることはめっきり減った。そしてウチのをお譲りした相手の方によれば、修理パーツもここ数年で急激に枯渇しつつあるのだという。
いずれにせよ、あとは残された同族たちがつつがなく生き永らえてくれることを願うばかりである。
手許にやってきたばかりの頃に撮った、知人のTRIブレク(右)とのツーショット。こちらはまだ元気でいるだろうか。 1997.5
注:当エントリ内の画像はすべて自動車のナンバープレートを画像加工してあります。
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- 2012/06/30(土) 13:46:00|
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